関東で起きた強盗事件と連続女児殺害事件

 東京や千葉など関東各都県で連続強盗が発生し、東京狛江市では高齢女性の命が奪われるという痛ましい事件も起きている。窃盗グループが金持ちの高齢者を標的にして犯行を行なっていた事に衝撃を与えた。

特定の者を標的にしていた事件といえば、90年代に起きた宮崎勤事件や北関東連続女児殺害事件を思い出す。前者の事件は犯人の家族に対し過剰なバッシングが行われ、後者の事件は未だ犯人逮捕に至らず、しかも菅家利和なる男性が冤罪に巻き込まれる足利事件が起きている。

これら事件が関東地方で起きた重大事件の一つとして挙げられるが、宮崎事件や北関東連続殺人事件は、韓国で起きたファソン連続殺人事件と同じく、性的暴行（強姦）目的であるのに対し、関東連続強盗事件の場合は、マブチモーター社長宅放火事件と同様、金銭目当ての短絡的な犯行であるため、事件の性質上、大きく異なる。